Illuviumのランドセールの詳細＆プロジェクト概要を解説

Illuviumのランドはゲーム内で利用できるNFTです。

ゲームに必要な燃料を生産することができ、その燃料を活用することで、ランド保有者は土地を開発したり武器を生成する等ゲームで有利に働くようなインセンティブを得ることができます。また、SANDやNFT WORLDのように土地を売却して収益を得ることもできます。

Illuviumの土地は全部で10万区画あり、初回のセールでは2万区画がダッチオークション形式で販売されます。

販売ルール
1時間ごとにに278区画が販売され72時間(3日間)、ダッチオークション形式で販売されます。ランド販売で開始時の価格が2時間の間に毎分2％の割合で下落するように設定されます。

販売開始スケジュール
TBA

購入方法
ランドセールはETHで支払います。

メインゲームで使えるアイテムが手に入る
Illuvium: Zeroというミニゲームでは、燃料の生成が主な目的です。その燃料は多くの建築物のコストとして使用され、Illuviumのメインゲームにおいてはアーマー、武器、シャードなどの鍛造に使います。

収益を得ることができる
土地はゲームで使う燃料を生産するために必要です。そのため、プレイヤーはこの土地を是が非でも手にする必要があるため、セールで購入できなかったユーザーは二次流通で購入しなければなりません。つまり、土地自体の価格高騰によって収益を得ることが可能です。

将来的にリリース予定の全ゲームと繋がる
土地から生成する燃料はIlluvium以外のあらゆるゲームで活用することができる予定になっています。どのような形で他のゲームで利用できるか詳細はまだ公開されていませんが、Illuviumのビジョンはかなり壮大であるため、まだ先の話にはなりそうです。が、期待できますね。

まだランドセールに関する詳細も出ていないことが多いため、詳細がで次第改めて共有できればと思います。

ここからは肝心のIlluviumとはどういうゲームプロジェクトなのか解説していきます。

Illuviumは3Dフィールドを舞台とするRPGアドベンチャーで、バトルはオートチェスやTFT(Team Fight Tactics)のような戦略性のあるPlay-To-Earnのゲームプロジェクトです。

プレイヤーはilluvialsと呼ばれるモンスターを捕獲・育成してチームを編成し、よりレアなモンスターを探す旅に出たり、アリーナで対人戦を行うことが可能です。

プレイ映像が公開されていますが、この映像だけ見るとこれまでのGameFiとは比べ物にならないレベルのハイクオリティな仕上がりになりそうです。

Illuvial(モンスター的な奴)を捕獲するため、シャード(ポケモンボール的な奴)と呼ばれる捕獲用NFTを購入する必要があり、シャードのレア度が高ければ強力なIlluvialを捕まえることができます。100種類以上のIlluvialが存在し、これらをどう組み合わせて戦うか戦略を立ててプレイすることがこのゲームにおけるメインコンテンツとなります。

また、Illuvialだけでなくプレイヤーも一緒にバトルに参加することもでき、他チーム同士のバトルの結果を賭けたり、IlluvialやアイテムのNFTを売却して収益も上げることができるので、ゲームをプレイするだけでなく、様々な稼ぎ方があります。

以下、Illuviumにおける主な稼ぎ方です。

・アリーナで勝利
・battle bettingで当てる
・Illuvialを売却する
・OWで採集して売る
・武器を作って売却する
・シャードを売る
・ランドで資源を売却する
・ランドを売却する
・トークンをステーキングをする
・ILVの売買 等々...

Illuviumは、メインゲームと相互作用する都市構築のミニゲームとして「Illuvium:ZERO」がローンチしています。

NFTのLANDを保有すると、アイテムを作る資源や$sILVの獲得ができ、メインゲームのレベルや収益性が上がります。

また、今回実施されるランドセールはまさにこのZEROで使用するためのNFTとなります。

5段階のレア度（Tier1～5）に段階分けされたランドが20,000区画販売され、レア度が高いランドほどアイテムの生成量が多くなり、出現するIlluvialのレベルも上がる仕組みです。

レア度0（Tier0）の土地は無料でプレイできますが、メインゲームと相互作用できないため、レア度1以上の保有を目指すべきです。

Illuviumは分散型取引所としてIlluviDEXを立ち上げ予定です。

Illuvialや土地などゲーム内で使用する全てのNFTがこのIlluviDEXで取引することができるようになります。まさにAxieのような感じですね。

取引できるNFTは

• Illuvialの売買

• 作成した武器や鎧の販売

• 強力なシャード（Illuvial捕獲アイテム）の購入

• 外観変更アイテム「imbues」の購入

などこれらのNFTをIlluviDEXで取引できるようになります。

IlluviDEXはQ2にローンチ予定とのことなので、もしかしたら今回のランドセールを機にローンチする可能性も考えられます。

IlluviumはL2のimmutableXを採用しており、Gas代不要でゲームをプレイすることができます。immutableXについてはこちらで紹介しておりますので参考にして頂けますと幸いです。

ImmutableXはEthereumのNFT分野に特化したブロックチェーンで、ゼロ知識証明のZK-Rollupを採用しているため、安全に、そして高速で、Gas代ナシでNFTの取引ができるようになります。

もっと簡単にまとめると

• 取引のガス代がゼロ

• Ethereumのセキュリティが担保されている

• トランザクションが高速

上記のことから、L2とGameFiの相性は非常に良く、Illuviumをプレイする上でこれらのメリットは非常に重要な役割を果たします。

Illuviumは、ゲームだけでなくトークンの運用で利益を得ることもでき、$ILVやILV-ETHのLPトークンをステーキングすることでILVやsILVを受け取れます。

SushiSwapでLPを作り、ロックする期日を選択すると、ロック期間に応じてAPRが変わる仕様になっています。ちなみに僕は12monthで約200%の利率でファーミングしています。

また、報酬の$ILVはロック期間中は動かすことができませんが、$sILVはすぐに請求できます。

$sILVはIlluviumのゲーム内トークンであり、土地の移動やシャードの硬化などで使うことができるトークンです。
※NFTの購入には使えないので注意が必要です。

ゲームをがっつりプレイする人はsILVで、トークンで利益を出したい方はILVですね。

Illuviumの発行トークン「$ILV」の配布スケジュールです。

$ILVの最大供給量は10,000,000枚で、Pre Seed、Seed、team、Treasury、LaunchPad分が既に配布されていることに注目です。というのも、本来トークンの売り圧となる大きな原因はSeedやプライベートセールに参加したベンチャーキャピタルやエンジェル投資家によるもので、彼らの継続的な売り圧が価格を抑制しています。

しかし、これらの配布がすでに終えていることは、毎月継続的に発生する売り圧がないということなので、きっかけひとつで上昇する可能性は高そうです。

また、こちらはファーミングの排出量のペースを図にしたものです。単ステもLPトークンによるファーミングも2週間ごとに減っていくようです。

供給量が減少することは売り圧が減ることでもあるので、上記含めILVの価格高騰には期待できそうです。

Illuviumは2021年11月に200万ドルの資金調達に成功しました。

Framework Venturesが主導して、IOSG Ventures、LD CAPITAL、YBB Foundation、MOONWHALE、Delphi Digital、STAKE CAPITAL、Blocksync Ventures、bitscale capital、Bitcoin.com、YGG、Quantstampなどが参加しています。

また、VC以外にもChainlink、YGG、Quantstampなど様々な分野のプロジェクトとも提携しており、特にYGGのような大手ギルドコミュニティと提携していることはプレイヤーの増加や収益にも繋がるので期待できそうです。

結局Illuvium自体の解説部分が多くなってしまいましたが、結論は近いうちに行われるランドセールに参加しておくことをお勧めします。

Illuviumをプレイするにあたり様々な恩恵を受けれるランドは価格高騰する可能性が高いです。また、プライベートβ版はすでにローンチされ、パブリックβ版のローンチもQ2内で行われる予定です。

ゲームのクオリティの高さや注目されているimmutableX上で展開されていること等、2022年ローンチ予定のGameFiプロジェクトの中ではかなり期待されているため、ぜひランドセールには参加するつもりで過ごしておきましょう。

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